安田記念（GI） データ分析（１）

今週は安田記念です。

◆1999年～2008年までの10年間の安田記念レース傾向
単勝1番人気馬は、0勝、2着1回、3着1回で連対率10％と不振。2番人気の馬は、2勝、2着1回、3着0回で連対率30％。
最も人気薄で勝ったは、00年のフェアリーキングプローンで10番人気（単勝3,990円）。
最も人気薄で3着までに入ったのは、01年2着のブレイクタイムで15番人気。

牡馬8勝（セン馬2勝も含む）、牝馬1勝（牝馬の優勝は08年のウオッカ）。
年齢別では、4歳2勝、5歳1勝、6歳5勝、7歳以上2勝。

関東馬4勝、関西馬4勝、外国馬2勝。
3着までに入った馬のべ30頭のうち、関東馬10頭、関西馬14頭、外国馬が6頭。

関東所属騎手3勝、関西所属騎手5勝。外国人騎手2勝。
過去10年では、安藤勝が2勝、他に複数勝っている騎手はいない。

枠番では、2枠、7枠、8枠が2勝。
逆に5枠からは勝ち馬が出ていない。

展開的には、先行勢から3勝、中団あたりにいた馬が5勝、後方からが2勝。
上がり3Fがメンバー中1位だった馬は6勝9連対で連対率50.0％（上がり3Fが1位の馬が同タイムで複数いることがある）。

京王杯SCを前走とする馬が3勝。ただし前走が京王杯SCの馬は、のべ59頭と出走数も最も多い。
またマイラーズCを前走とする馬の出走頭数はのべ23頭で京王杯SCに次いで多いが、勝ち馬は出ていない。

産駒が複数回勝っている種牡馬はいない。
サンデーサイレンス産駒がのべ36頭出走しているが、勝ったのはダイワメジャーのみ。

◆1999年～2008年までの10年間の東京1600mレース傾向
勝率のいい馬番順には9番（9.5%）、7番、4番、6番。中頃の番号の成績が若干良い。

期間内に50回以上騎乗している現役騎手を対象とすると、勝率順では、デザーモ（33.3%）が一番良く、以下、安藤勝、武豊、内田博。中でもデザーモの勝率は驚異的。なお安藤勝は連対率が40%近い。

脚質別の勝率、連対率は、
逃げ 12.0% 20.3%
先行 10.3% 20.8%
中団 6.9% 13.6%
後方 2.6% 6.3%
マクリ 10.0% 10.0%
ただしマクリは10件とサンプル数自体が非常に少ない。

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第59回 安田記念（GI）

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